空洞充填工事積算資料(第3版)を発行しました
1.背景と改定方針
充填技術協会は本年9月に「キラ充填工法による空洞充填工事積算資料 第3版」(以下、第3版)を発行した。本書は、「キラ充填工法による空洞充填工事積算資料(2016)」(以下、2016年版)を改定したもので7年ぶりの発行となる。この間、二層端部限定充填工法が開発され、すでにこの工法を採用した充填工事は施工を完了したものが4件、現在施工中のものが4件に達している。しかし、2016年版には同工法に関する記載がないため、これらの工事は従来の限定充填工法に準じて計画されていた。また、近年の充填工事の施工現場では、コストダウンを目的に施工方法や施工管理方法等の見直しが行われてきた項目もいくつかあった。このような背景により以下の項目について改定を行った。
(1) 二層端部限定充填工法の追加
(2) プラントの組立解体歩掛りの改定
(3) 1日当り充填量算出法の改定
(4) その他の改定